[新NISA]オルカンとS&P500両方持ち、あり?なし?

新NISAをする上で「オール・カントリー」と「S&P500」の「両方持ち」ってどうなの? と思われた方。

僕なりの見解をお伝えします
少しでもお役に立てばサイワイデス

分散とか考えると、オルカンとS&P500両方持っても意味ないって聞くよな

ソウ。でも、個人的な結論からいうと「あり」。
ただ、それは自分なりの「投資軸」を作るために。

オール・カントリー略してオルカンね
オルカンがこんなに人気の理由は
山崎元さんという方が、書籍「ほったらかし投資」の中で「オルカン」を推奨されて人気になったといっても過言ではないと思います。

とてもいい本デス
山崎さんの名著「ほったらかし投資」をまだ読まれていない方はぜひ。

特にNISAから投資を始めた方には「900円」くらいで、トテモ大きな学びがアリマス
ちなみに、ワタシもこの本を読んで「オルカン」一本でいこうと思ったひとりです。
山崎さんは本の中でこうおっしゃっています
NISA(インデックス投資)においては「長期」「分散」「低コスト」が大事であると。

ワタシなりに、カジュアルに言うと
上がっても下がっても、長く持とう!
投資対象は、米国だけとかではなく「全世界」だと分散できるよ!
SBI証券や楽天証券などネット証券を利用しよう!

つまりはこうおっしゃられてマス
世界に分散された「オルカン」を
ネット証券で購入して長く持とう!

めっちゃわかりやすいね。で、それならオルカンとS&P500両方持ちはナシじゃない?

そう!そうなの。まだもう少し聞いてくれる?
じゃあ「オルカン」だけでいいじゃないか。そうは思うのに、米国株も気になる。

その理由はおそらく「リターン」の違い
世界中に分散できる「オルカン」では、その60%が米国だと言われています。割合としては半分以上を占めていますが「米国一本(100%)」と比較すると当たり前ですが小さくなります。

まあそのためのオルカンだもんね

でもだからといって米国一本で大丈夫なの?暴落とかさ、となります

あるあるだね
そして、どちらかの方針を選ぶ必要が出てきます。
- 米国だけだと不安だからオルカン
- もし米国が落ちたら、オルカンも落ちるから、S&P500一本
もちろん、世界経済を引っ張っている米国が落ちるって事は世界中が不況だよって話もあります。

もしかすると、米国以外が世界を引っ張っていく未来もあるかもしれないしね

そう、それは全て「かもしれない」可能性のハナシ
で、結局のところどうなのよ?って話です。
個人的には「オルカン」と「S&P500」の両方持ちは「あり」です。

ただ分散にもならないし、自分の「気を休める」以外の意味はないと理解した上でデス

気を休める?
自分の気を休める投資をする

ニサオくんは、気休め投資術って知ってる?

きやすめ?しらない

だよね、ワタシが勝手につけた名前ダカラ(ポッ)
NISA(インデックス投資)において大事なのは「長期」「分散」「低コスト」。これは間違いない。本でも言ってるし。
低コストはネット証券を利用するとして、分散についてはこんな感じになります。
個別株 < S&P500 < オルカン
なので「分散」だけを考えると「オルカン」が答えになる。

そうだよね

でも米国が気になる!そんな気持ちをオサメタイ

ひとまず「分散」は一回横に置いて「長期」に絞る、そんな考え方デス
リターンが上がろうが下がろうが、どんなときも「長期」で持ち続ける。それが一番大事。そうするためには、自分なりの「納得感」が必要です。

自分なりの、納得感か
もし「米国株」と「全世界株」が両方気になるのであれば「両方買う」。そして見比べる。

そこで大切なのは「期間を決める」こと
気休め投資の期間を決めよう
もしあなたの月々の積立額が30,000円だとしたら、こんなイメージです。
月々の積立額 | オルカン | S&P500 |
---|---|---|
30,000円 | 15,000円 | 15,000円 |

ほんとうに、半々だね

繰り返しになりますが、分散ではないし、特に意味もナイ
ただそこから「期間を決めて」自分で見極めていきます。ワタシの場合は、その期間をひとまず「2年以内」と決めています。

なぜ、そんなことをするのか?その理由はヒトツ
NISAは20年持ち続けなければいけない
NISAは20年、はたまた30年の「長期」で持つことで効果を発揮するものです。

長期で、複利効果だね
であれば、たかだか1年、2年ですが「自分が納得して持ち続けるもの」を「選ぶ期間」にしてもいいのではないかと思うのです。

たかが1、2年。されど1、2年デス
ただ、本やYouTubeを観て選んだだけの「銘柄」を、どんなときも手放さずにいられるか。
ワタシにその自信はない。多少なりとも自分の経験から決めていきたい。

だって投資は自己責任ダカラ

参考にしても、鵜呑みにはしないってやつだね
そのために気になったものを「少額」で買ってみる。ひとまず「分散」とか「ポートフォリオ」という言葉は、横に置いといて。
色々と書いてきましたが、あくまでも理想は「ほったらかし投資」です。

そこに辿り着くまでの「気休め投資」です
いつまでも、あっちを買ったり、こっちを買ったり、そんな事はしたくない。
だから「期間」を決めてきっちりと向き合う。そして、自分なりの答えを出す。そしていずれはそれを「ほったらかし」にする。

まあ、それもひとつの手かもね
もちろん、そうやって選んだものに対しても気持ちが変わるときも来るでしょう。
そんなときは再び「気休め投資」。そして再び「ほったらかし」。それを繰り返して、自分の経験値をためながら20年、30年と付き合っていく。

投資とは、結婚だ

お、なんですか?

誰かの言葉です。知らないけど誰かは言ったことがあるはずです
相手のことを何も知らないのに、20年も30年も添い遂げることなんてできない。
自分にとって運命の人、それが「オルカン」かも知れない。もしかすると「S&P500」かも。いや「NASDAQ100」かも。いやなんか、インドに素敵な子がいるらしいぞ。そんなこともあるかも知れません。
どんなときもブレずにいこう。

どんなときも、どんなときも、迷い探し続ける日々が答えになること、僕は知ってるから。by マッキー
色々と書いてきましたが、お役に立ちましたでしょうか。

ただの時間の無駄になってたらスミマセン
気休め投資術は「両方持つとどうなるのだろう」という好奇心を、ただただおさめるためだけの方法です。
そんな好奇心が名著「ほったらかし投資」では不要だと書かれているので、「両方なんか書いたくない!どっちかを選びたいだけなんだ!」そんな方は、ぜひご一読ください。

つまりは、自分なりのアンサーだね

だな!最後までお読み頂いてありがとう!