酒さ(しゅさ)かも知れないと思った時に気をつけること7ルール

酒さの原因と言われているのは主に下記の7つです。
- 紫外線
- 精神的ストレス
- アルコール
- 刺激物の摂取
- ニキビダニ
- 気温差
- 正しいスキンケア
酒さだった僕が、この7つに気をつける方法をご紹介します。酒さだと診断されたばかりの方、自分はもしかすると酒さかも知れないと思っている方。
酒さはしっかりと治療すれば治せる病気です。諦めずに頑張ってみましょう。この記事が少しでもあなたのお役に立ちますように。
1. 紫外線の対策方法
酒さにとって紫外線は敵です。日焼けで顔が赤くなると、なかなか戻りません。なので、そうなる前に改善するのが大事です。
その対策に必要なのは「日焼け止め」です。おすすめの日焼け止めはこれです。
ナチュラグラッセ UVプロテクションベースN

ちなみにこれは化粧の下地みたいな感じですが、これを塗ると顔の赤みも改善されたように見えるので男性の方にもおすすめです。
塗布イメージ


よくある顔が白くなるみたいな日焼け止めではないので、もしこれまでの日焼け止めに抵抗のある人も一度お試しください。
あと車に乗る方は、窓の日焼け止めもおすすめです。意外と運転中は焼けます。
マグネットカーテン

2. 精神的ストレス
精神的ストレスの改善方法は正直難しいですよね。僕の場合は、仕事上の人間関係がストレスです。あと、言ってしまえば酒さの症状でもある肌もストレスになります。
ここは各自の気持ち次第になりますが、あえておすすめの本を一冊。この記事を読んでいただいているので、本を読むのがストレスという方はいないと思いますので。
反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」

読んだのはかなり前ですが、Amazonでもベストセラーになっているので力が湧いてくるのでしょう。
こういう系の本では「嫌われる勇気(アドラーの教え)」も人気ですが、個人的にはブッダがおすすめです。
3. アルコール
これは精神的ストレスにも関係するのですが、もともとお酒が強くなかった僕も精神的ストレスがあるとお酒を飲んでいました。
お酒を飲んでもストレスが改善するわけではない。そして、また肌は荒れる。それがストレスにもなる。つまり、個人的にはアルコールはとても酒さにとって良くないものでした。
実際に年末に飲み会があったり、仕事上の付き合いでの飲み会があるとブツブツできていました。なので、アルコールはなるべく飲まないようにしました。
飲まないことがストレスになるくらいお酒が大好きな方は、酒さを治すこととの天秤ですね。
4. 刺激物の摂取
お酒を控えることは、個人的に難しさはなかったのですがこの刺激物というのが少し難しかったです。例えばキムチとか唐辛子系の辛いものは刺激物になります。カレーとかもそうですね。
確かに食べたら熱くなって汗が出たり、顔が赤くなったりするので酒さには良くないと理解はできます。ただ、美味しいと思っていたものを食べなくするのは残念です。
ただし、これもキッパリやめてみる。たまに食べたりしない。キッパリやめて効果がわかれば、本当に控えるようになります。
一番良くないのは中途半端にやめて、意味がなかったと思うことです(体験済み)。かといって難しいですが、お酒と一緒で酒さをどのくらい本気で治したいか天秤にかけてみましょう。
5. ニキビダニ
これは布団をこまめに替えるとか、タオルを清潔にするとかという問題ではありません。もちろんそれらもしっかりすることは大事かなと思いますが、それだけでは良くなりません。
イベルメクチンクリームがニキビダニを抑える薬(外用薬)が酒さの赤みや炎症を改善するために必要なので、それを手に入れましょう。

手に入れましょう、という理由としては「イベルメクチンクリーム」は保険適用ではありません。
ネットで調べると30g 2,970円というクリニックもありますが、僕の通っている皮膚科では小分けしてある5g 880円(30g 5,280円)です。
ちなみにネットのQoo10なんかでも買えます。(Qoo10で見る)
例えば検索で「イベルメクチンクリーム 住んでる県名または都市名」で検索して、出てくる病院に行くのも一つだと思います。
東京在住ではないので行けませんが東京の方などはこんなクリニックで手に入ります
https://koenji.clinic/menu/medical-cosmetics/ivermectin-cream-rosacea
6. 気温差
自然現象では仕方ない部分もありますが、暑いと顔が赤くなってそれが戻りにくいのが酒さです。
また急に寒いところに行くと、僕は目の周りだけ白くてほっぺとか顔全体が赤いみたいな感じになっていました。
ちなみに気温差でいうと、サウナは禁止です。あと長風呂も酒さの人には良くないです。こうやって考えると、顔が赤くなるような行動は避けることが大事になります。
マスクなんかもあまり良くないようなので(どうしろっていうのだ)、とっても難しいし大変です。でも、しっかり気をつければできるという範囲だけでも大丈夫ですので意識してみましょう。
7. 正しいスキンケア
これは正確にいうと、スキンケアしすぎないということが大事です。
自分もそうでしたが、肌に悩みがあると肌に何かを塗ったり保湿したりしてしまいがちです。
酒さの場合、そんな風に触ることで刺激というか赤みを持ってしまうということがあります。なので、僕の場合は洗顔とクリーム(イベルメクチンクリーム)だけです。
化粧水はしないように、と先生から言われています。それは症状によって変わるとは思うのですが、もし洗顔の後に化粧水が必要なくらいツッパリがあるなら洗顔を変えた方がいいと思います。


なので、酒さの正しいスキンケア方法とは「スキンケアをしすぎない」という事になります。
まとめ
以上、酒さ(しゅさ)かも知れないと思った時に気をつけること7ルールでした。
あくまでも自分の場合ですが、酒さの治療を始めてから最初の2ヶ月ほどで劇的に良くなります。そして3ヶ月目は平行線ですがいい感じでした。
そして4ヶ月目に、この7つのルールの「アルコール」と「刺激物」を破ったことで悪化しました。悪化といっても、酒さの治療を始める前に比べるとかなりマシです。
でも、治療から3ヶ月目でかなり良くなっていたので凹みました。でも、また控えれば元に戻る。つまり、もう止めよう……と思ったわけです。
治療を始めたばかり、もしくはこれから治療を始める方にとって、まだまだ先は長いかと思いますが必ず良くなりますので頑張ってみましょう。
この記事があなたにとって少しでもお役に立てば幸いです。