大人ニキビが治らない原因。実は酒さという病気かも知れません

なかなか大人ニキビが治らない方は、もしかすると治療方法が間違っているかも知れません。

僕は顔のブツブツが実は大人ニキビではなく、酒さ(しゅさ)という病気だと気づいて劇的に改善しました
もしこの記事があなたのお役に立てば幸いです。大人ニキビでお悩みの方、ぜひご覧ください。
なかなか治らないのは本当に大人ニキビ?
僕は、20代前半~30代後半までずっと大人ニキビに悩まされてきました。10代はどんな生活をしても、まったくニキビはできなかったのですが20代から急にニキビができ始めました。
多分、きっかけは就活でのストレスが原因です。そこから皮膚科に行くも、治らず断念。すると若干マシになって放置。そしてまたひどくなって別の皮膚科へ。という永遠ループです。
症状が似ている、酒さと大人ニキビ
これから紹介する、酒さ(しゅさ)という病気の原因に明確な原因はないそうです(医学的にも)。
ただ酒さ(しゅさ)の症状として、顔にぶつぶつができる人もいれば、顔が赤くなる人もいます。その症状が大人ニキビと似てるので、大人ニキビと診断され、大人ニキビの治療をします。
ただし、問題なのは大人ニキビの治療で『酒さは治らない』ということです。
大人ニキビと酒さの違い
下記は酒さの症状ですが、知らなければ大人ニキビだと思っても仕方がないなと思う症状です。
①紅斑毛細血管拡張型(従来の分類:第1度酒さ)
顔が赤くなり、毛細血管の拡張ある。ほてりやヒリヒリ感がある。


②丘疹膿疱型(従来の分類:第2度酒さ)
赤い盛り上がりや膿のたまったニキビのようなぶつぶつができる。ほてりやヒリヒリ感がある。


③鼻瘤(従来の分類:第3度酒さ)
鼻を中心にボコボコとする症状。


写真は持田ヘルスケア株式会社から引用
酒さは大人ニキビの塗り薬と相性が悪い
大人ニキビが原因だと診断され、大人ニキビ用の塗り薬(べピオゲルとかディフェリンゲル)とかを使っている人は特に注意です。


べピオゲルとかディフェリンゲルは、僕も使ってましたが顔が赤くなると思います。でも、皮膚を新しくするために必要な工程だと我慢してましたが、酒さであればそれは逆効果です。
酒さでは「イベルメクチンクリーム」という塗り薬を塗ります。それに、化粧水もしません。つまり、肌にできるだけ刺激を与えないことが大事です。
なので、もし大人ニキビの強い薬を使っていて、顔が赤くなる人は酒さの可能性もあると思います。
大人ニキビの治療は酒さを悪化させる
僕はしっかり大人ニキビの治療をしてきたタイプです。治らなかったけど。
ピーリングもしたし、クリアタッチというニキビを焼くような治療もしました。一時的には良くなったような気もしますが、寒い日に、顔が真っ赤になってびっくりしたことがあります。
皮膚が薄くなるから仕方ない。でもさすがにそれだけじゃない気がする。そこから必死に調べて見つけたのが「酒さ」という病気でした。

つまり、大人ニキビのように毛穴の詰まりを改善するような治療方法は、酒さの症状をより悪化させます
大人ニキビの治療は、酒さにはまったく合わないということは、ずっと大人ニキビの治療をしてきたけど、酒さの治療をし始めた途端劇的に改善した僕が証明です。
皮膚科の先生でも診断はむずかしい(らしい)
世間的には酒さ(しゅさ)よりも、大人ニキビが有名です。僕も知らない病名でした。
なので、皮膚科に行ってもさらっと大人ニキビの治療をされることが多いようです。皮膚科の先生でも知らないの?と思いますが、知らないようです。
実際に、先ほども書いた酒さの塗り薬で使用する「イベルメクチンクリーム」は保険適用ではありません。僕も通っている皮膚科で5g 880円で買っています。僕の場合は毎晩顔全体に塗るので、1ヶ月で20gほど使います。なので5g×4個で月に3,520円。
もちろん安くはないものの、意味のなかった高い化粧水とか洗顔とかに比べると安い。というか、本当にあなたが酒さであればもう劇的に効果が違います。
もしかして酒さかも?と思うなら皮膚科に行こう
なので、もしいま皮膚科に通院している人も自分が酒さかも?と思うのなら、酒さをしっかり改善できる皮膚科に行くことをおすすめします。
たぶん「酒さ 皮膚科 住んでる県名または市名」とかで検索すれば出てくると思います。まだ、ご自分が酒さかわからない方は、ぜひこのブログを参考に自分と照らし合わせてみてください。
ちなみに皮膚科に行くのが面倒な人は、Qoo10で「イベルメクチンクリーム」だけも買えますが、もう一つ重要なのが抗生物質(飲み薬)です。これは皮膚科でしか処方してもらえないので、皮膚科には行くべきかなと思います。
そのあたりは、下記の「酒さを治す方法」をご覧ください。

まとめ
大人ニキビに長年悩んでいる、ニキビは治ったけど顔が赤いまま。そんな方は、酒さ(しゅさ)という病気かも知れません。
酒さは大人ニキビの治療では治らず、むしろ悪化させる要因にもなります。なので、もしご自身が酒さかも?と思われる方は、酒さに強い(ここ大事)皮膚科に行かれることをおすすめします。
「酒さ 皮膚科 住んでる県名または市名」とかで検索すれば出てくると思います。あなたのお悩みが少しでも解消されれば幸いです。