酒さを治す方法

酒さを治す方法を大きく分けると「薬での治療」「悪化することを避ける」「スキンケア」の3つです。
酒さの治療
治療には、内服薬(飲み薬)と外用薬(塗り薬)が必要です。体内からも体外からも治すイメージです。
内服薬(飲み薬)の役割
まずは抗生物質で、顔の炎症を抑えます。

僕もそうでしたが、実は酒さの方は顔がむくんでいます(その時は気づかなくても治ってくるとわかります)
自分でも、治療をする前は顔が腫れていることに気づきませんでしたが、体重が変わってなくても顔が少しスッキリしてくると思います。
ちなみに自分はミノサイクリンという抗生物質を、1日2回約3ヶ月続けました。薬の処方期間は病院によって異なるようです。

外用薬(塗り薬)の役割
塗り薬は、酒さの種類によっても異なるようですが自分はイベルメクチンというクリームを処方されました。
ちなみにこのイベルメクチンは、保険適用ができない薬なので値段は少し高いです。通っている病院では、5gで880円です。ちなみに一ヶ月にざっくり20g使うので月に3,520円。(病院によって違うみたいです)
でも、その金額を払っても自分には効果大でした。これまで意味のなかった化粧水とか、洗顔とかを考えるとかなり安い。

僕はこの治療法で、本当にかなり劇的に改善しました。酒さの人にはかなりおすすめです!
悪化することを避ける
今の医学では、酒さのそもそもの原因はわからないようです。ただし、酒さの悪化を避けることは可能です。
治療を開始するとわかると思いますが、内服薬と外用薬で顔のブツブツは次第に治ってきます。
もしかすると、そもそも顔のブツブツはなく、赤みが気になる人も多いかも知れません。
- 温度の変化(暑さ、寒さ)
- 日光を浴びる(紫外線)
- 熱い食べ物、香辛料など辛いもの
- アルコール摂取
- 激しい運動
- 心理的ストレス
- 熱いお風呂、サウナなど
管理人はキムチ鍋は好きで食べながら、顔が赤くなることもよくありました。酒さの人は、その顔の赤みが中々ひきません。
よく酒さの人に多いようですが、目の周りだけを残して頬全体が赤くなるような感じです。ちなみに、お酒を飲んだような顔という意味合いでの酒さでもあるようです。
なので、そんな症状を引き起こすことは避けましょうというリストです。お酒が好きな方には辛い時期になりますが、一旦症状を良くするために禁酒してみましょう。

管理人も3ヶ月ほど禁酒しました
すると、みるみるよくなったのでお酒なんか飲んでる場合じゃない!と思えました。(ちなみに年末年始でお酒を飲んでそのまま続けていると顔にブツブツができたので、今はまたやめています)
まずは、最初は好きなものがあってもすべて避けましょう。それで長年悩んできた顔の赤み、ブツブツが治ると思えれば容易いものだと思います。
酒さに適したスキンケア
酒さのためのスキンケアは『何もしないというのが正解』です。
自分もそうでしたが、何とか改善する方法はないかと色々とつけがちです。化粧水とか乳液とか。酒さの人には、それが顔を赤くする原因にもなってしまいます。
色々と試した結果、大事なのは「刺激の弱い洗顔」です。シャンプーなど、顔に付くものも低刺激にこだわったほうが良いと思います。
ただスキンケア(化粧水・乳液)などは、一切必要ありません。なので、もったいないですが、もし高価な化粧水などがあっても使わないようにしましょう。

まとめ
酒さ(しゅさ)とは、「赤ら顔」とも呼ばる病気です。症状としては、鼻や頬、額などに赤みやニキビのようなものができます。
30~50代に発症しやすいこともあり、皮膚科でも「大人ニキビ」と間違えて診断される事も多いようです。ただ、大人ニキビの治療は「酒さ」をより悪化させる原因にもなります。
自分が酒さかも?と思った方は、お近くの「酒さに詳しい皮膚科」を受診されることをおすすめします!